はじめまして
プランナーのTYと申します。
この度は、プランナーとして日常生活の中で気をつけていることをお話しできればと思います。
ゲームプランナーの業務といえば、ゲームの企画、仕様書作成、レベルデザイン、デバッグ、
エンジニアやデザイナーといった他セクションとの橋渡し的な動き等、なんでも屋的な立ち回りを要求されることもあり、様々です。
そんな中で、「ゲームに出てくるアイテムや必殺技の名前を考える」というものがあります。
今回はネーミングのためのネタとして「キーワードをストックする」というものを自分の経験などを交えて
お話しできればと思います。
気になったキーワードは調べる
私はアニメをよく観るのですが、最近ちょくちょく耳にした「シンギュラリティ」という言葉を例にします。
「シンギュラリティ」なんかカッコイイ響きですが、意味はよくわかりません…早速ネットで調べてみました。
Wikipediaによると
シンギュラリティ (singularity) とは、技術哲学・科学哲学・未来学などにおける人工知能(AI)の進歩の概念。
人工知能自身の自己フィードバックで改良・高度化された技術や知能が、「人類に代わって文明の進歩の主役」になる時点を指す。
人工知能が人間の能力を超えて暴走し、人間を攻撃し始める…そんなシーンが目に浮かびます。
ここではだいたいのイメージ、雰囲気を頭に描くにとどめ、「シンギュラリティ」というキーワードと
その周辺にあるキーワード「人工知能」「高度化された技術」等に注目します。
キーワードとジャンルを結びつけて覚えておく
シンギュラリティという言葉はどうやらAI技術に関係のあるものだということがわかります。
専門的な事は深く追求せずに、「キーワード」と「どのような分野に関係のある言葉なのか(ジャンル)」を結び付けて覚えておきます。
このようにキーワードとそのジャンルをストックしておけば、ネタとして使うことができます。
例えば「シンギュラリティ」という言葉はSFや近未来が舞台のゲームでのネーミングに使えそうですね。
キーワードからキーワードをたどってネタを増やす
キーワードを調べたらその過程で目に付いた他のキーワードについても調べてみましょう。
Wikipediaの「技術的特異点(シンギュラリティ)」の項には「ディープラーニング」「遺伝子工学」「ナノテクノロジー」等、
面白そうなキーワードが出てきます。
これらのキーワードもジャンルと結び付けて覚えておき、ネタとしてストックします。
さらにキーワードをたどっていくと、「神話」「伝説」「生物」「宇宙」等、いかにもゲームに使えそうなネタに
行きつくこともありますので、キーワードめぐりを楽しんでみてください。
まとめ
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- 聞きなれない言葉や面白そうな単語に出会ったらまず調べてみる
- 調べた言葉は「キーワード」と「ジャンル」を結び付けて覚えておく(ストックする)
- キーワードを調べる過程でさらに気になるキーワードを見つけてネタを増やす
以上を日常的に行うことで様々なネタをストックすることができます。
アイテムや必殺技のネーミングに限らず、ネタの引き出しを多く持つことはプランナーには欠かせない事なので
色々と役立つと思いますし、新たな発見があると思います。
余談ですが、私はLINEのkeepメモをよく使っています。
ここにメモしておいて後で調べたり、メモを見返すことで思い出しています。